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建築プロジェクトの舞台裏
建築現場の日常は、職人たちの熱意と努力によって支えられています。その中でも、スケジュールと現場の駆け引きはとても重要視しています。私のポジションは中堅のなかでも、上層部から指示を受けることが多く、中堅としての責任を果たしています。現場監督として、仕事の進行状況を把握し、指示を出すだけでなく、職人たちの協力やチームの調整にも力を注いでいます。
プロジェクトのスケジュール管理に大きく関与しているため、毎日6時半に起床し、7時に出社。8時には会社に到着し、その日の仕事の確認と指示を出すことから一日が始まります。現場の円滑な進行に入念な確認と指示は欠かせません。
他にも設計図面の確認と調整も行います。図面を自分たちの話を踏まえて詳細に書き換え、その内容を職人たちに指示し、現場での作業を進行させます。その後、私はチームとともに現場を訪れ、指示通りに作業が進んでいるかを確認し、カタチにしていくのです。うまくやり遂げた時は本当に達成感があります。
バランスと絶え間ない努力
現場での忙しい日々の一方で、私は家庭とのバランスも大切にしています。休日は、家族と共に過ごすことが多く、子どもたちとの楽しい時間をとても大切にしています。仕事が残っている場合は、時には帰宅後にも対応することが稀にありますが、その対応が他の職人たちとの協力とコミュニケーションを大切にし、円滑な現場進行に貢献しています。責任感のあるポジションや仕事のため、非常にやりがいがあります。仕事と家族との両立が、私にとって建築現場の未来の希望となっています。
これから職人になりたい方へ
やる気と努力は大切だと思います。しかしながらそれ以上に、協力やコミュニケーション、周囲との調和が重要だと考えています。はじめは技術がなくても徐々に身につきます、柔軟に覚えていくため、チームでスムーズに動けるため、人間性や協力精神が大きく関わり、現場では常に求められます。
建築プロジェクトの舞台裏には、私たち職人の鍛え抜かれた技術・協力、そしてスケジュールが息づいています。若手のみなさん、ベテラン職人のもと一緒に社会に貢献しませんか?みなさんに会える日を楽しみにしています!